CAD製図専門学校
CAD製図専門学校は昼、夜の部それぞれ30人が定員の少人数教育を行っており、カリキュラムの6割が実技指導という実践的な指導を行っている建築専門学校です。この記事では様々な工業製品を生み出すCADの技術を学べるCAD製図専門学校の特徴や取得できる資格などをまとめました。
CAD製図専門学校のカリキュラム
手書きの製図から基礎を学び実践的なトレーニングへ
CAD製図科建築コースでは、製図設計やCAD、CG実習から必要な技術を習得します。1年次は基礎となる手書きの製図からスタートし、手書き図面の約束事を習得。その後、コンピューター活用の技術習得、2G・3Gソフトの利用方法を学び、実際に行われている建築コンペを基に課題制作など実践的なトレーニングを行います。
卒業に向けて知識や資格を習得
卒業に向けては応用技術、デザイン能力、施工管理知識などを学びます。2年次には多くの資格試験が設定され、関連資格を取得することで就職に有利につなげます。
最先端3Dプリンターを導入
最先端の3Dプリンターを使って現実の加工技術を学ぶことができます。習うより慣れることにより、スキル、資格を持って卒業可能。就職に直結した技術指導など、教員が一体となって就職をサポートしています。
CAD製図専門学校で目指せる資格
在学中に受験できる資格
- 二級建築施工管理技術検定(一次検定のみ在学中に受験可能)
- 宅地建物取引士
- マンション管理士
- 管理業務主任者
- 福祉住環境コーディネーター
- 色彩検定
- カラーコーディネーター
- インテリアコーディネーター
- インテリアプランナー
- 二級インテリア設計士(20歳以上)
- キッチンスペシャリスト
卒業後に受験できる資格
- 一級建築士
- 二級建築士
- 木造建築士
- 一級建築施工管理技術検定(卒業後5年以上の実務経験が必要)
CAD製図専門学校で描けるキャリアとは?
卒業後は、CADデザイナー、インテリアデザイナー、空間デザイナー、ショップデザイナー、CGクリエーターとして、また、意匠設計、構造設計、施工管理など建築設計事務所や建築企画会社、設備会社、リフォーム会社、住宅メーカーなどで働く道があります。
卒業生に聞く!CAD製図専門学校を選んでよかったこと
学校で学んだ知識が施工管理の現場で役立っています
私は「斎久工業株式会社」で施工管理をしています。具体的には職人さんの作業進捗に合わせて施工図の作成、作業の確認と品質の管理、材料の発注などを行います。
まだ始めたばかりなのでできることは少ないですが、学校で学んだ授業のおかげで頑張れています。特に衛生に関わる仕事なので環境工学や建築設備の知識が役に立っています。また、建物自体の構造なども知識の有無では雲泥の差があると感じました。現場では設計して製図された図面が現実に作られていくのかを見る事ができるのでとても楽しいです。
CAD製図専門学校の就職先事例
- 日本信号
- (株)秀匠
- (株)アースデザイン
- 高元建設(株)
- (株)ラムセス
- JATC 設計(株)
- ニトリ
- (株)住創館など
CAD製図専門家学校は、少人数教育で1人ひとりに個別で指導・対応することによりしっかりと技術を身に着けていきます。カリキュラムの中では6割にも及ぶ実技指導で実践的な授業を実施。資格取得や就職をサポートしています。
このサイトでは、日本で唯一のカリキュラムを持つ4つの学校を比較検討することも可能です。ぜひこちらのページも参考にしてください。
CAD製図専門学校はどんな先輩がいる?
学びたいという気持ちにこたえてくれる
気になることはどんどん質問!この学校には、自分の疑問や興味のあることに真剣に向き合ってくれる先生が沢山います。少人数制という環境のお陰で発言がしやすく、積極的に授業に参加できます。まずは線の引き方から、図面の書き方、表現方法など、学ぶことは様々です。
実現可能か不可能か、そういうことを考えずに設計を進められる課題もあります。どんな建物をつくろうか。どんな構造にしようか。玄関は絶対に必要なものなのか(笑)考えることは沢山あり、夢が広がる作業の数々です。試行錯誤の連続で悩むこともありますが、自分が思い描いたものが図面として、模型として形になる喜びは非常に大きいです。
あなたの、知りたい!学びたい!という気持ちに、先生方はとことん付き合ってくれます。夢を叶えるため、自分の可能性を広げるために、CAD製図専門学校で学んでみてはいかがでしょうか。
CAD製図専門学校のサポート体制とは
独自の学費支援制度
CAD製図専門学校では、高校時の出席状況や成績に応じて年間の授業料を減免する学費支援制度を導入しています。
昼間部の場合を例に挙げてみます。
- 一般:年額480,000円
- 評定3.5以上、出席率95%の場合:250,000円
- AO入試:280,000円
- 指定校推薦:330,000円
- 在籍校教員推薦:330,000円
また、2年進級時にも1年次の成績による学費減免制度を用意しています。
- 昼間部の場合
- 一般:480,000円
- 評定3.5以上、出席率95%以上:250,000円
パソコンモニター制度あり
学習に欠かせないノートパソコンを在学中は貸与、卒業時には貸与されたパソコンが贈呈される制度です。
CAD製図専門学校に入学するには
2025年度 募集要項
高等学校卒業者(卒業見込み者も含む)、またはこれと同等以上の学力を有すると認められるもので、性別・年齢は問いません。
入試の種類・選考方法
- 指定校推薦:面接
- 総合型選抜(AO)入試:面接
- 評定評価入試:面接
- 社会人推薦入試:面接
- 一般入試:面接、小論文
2025年度 入学金・学費
- CAD製図科 昼間部
- 入学金:100,000円(1年次のみ)
- 授業料:480,000円
- 施設設備管理費:1年次56,000円、2年次50,000円
- 実習教材費:30,000円
- CAD製図科 夜間部
- 入学金:50,000円(1年次のみ)
- 授業料:480,000円
- 施設設備管理費:50,000円
- 実習教材費:30,000円
CAD製図専門学校の基本情報
所在地 | 埼玉県越谷市南越谷5-2-2 |
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アクセス | 新越谷駅から徒歩3分、南越谷駅から徒歩3分 |
公式HP URL | https://www.cadseizu.ac.jp/ |
電話番号 | 0120-33-2710 |