目指せ建築業界!建築専門学校のことなら【建学LINK】
全国から建築科がある
専門学校を探す
【PR】学んだからには実践したい!建築専門学生が建てる家
目次

高卒でも建築士になれる?

高卒で建築士になることはできるのでしょうか。

結論から言うと、高卒からでも建築士になることは可能です。しかし、高卒の場合は土木科・建築学科を卒業しているのか、普通高校を卒業しているのかという違いにより、受験資格を得るための条件が異なってきます。四大の建築学科卒と比べても、実務経験を積む期間に差があることも覚えておかなければいけません。

本記事では、高卒の場合でどうすれば建築士の資格を取得することができるかを説明していきます。

高卒から建築士になれるのか

高卒でも建築士を目指すことは可能です。

まずは通っていたのが土木・建築科の場合や普通科の場合であっても、資格取得の条件を満たすために実務経験を積まなければなりません。

「実務経験」とは、設計事務所、建設会社、工務店等において建築物の設計・工事監理・施工管理業務を行ったり、大学や研究所などの施設で建築に関する研究・教育を行ったりすることです。建築関係以外の企業等へ就職している場合は、上記企業へ転職、もしくは大学や研究機関などに入り直す必要があります。土木科・建築科の場合と普通科の場合との違いについても、確認しておきましょう。

土木・建築学科高校卒の場合

高校の建築科・土木科卒の場合は、卒業後に建築関係の仕事に就職して「3年以上」の実務経験を積むことで、「二級建築士」及び「木造建築士」の受験資格が得られます。

建築に関する基礎的な知識や実技について勉強をしている為、普通科を卒業した場合よりも実務経験を積むのは少なくて済むのが特徴です。

普通科卒の場合

高校で土木科や建築科ではなく普通科等を卒業していた場合、もしくは中卒の場合、実務経験を「7年以上」積むことで「二級建築士」及び「木造建築士」の受験資格が得られます。土木・建築科を卒業している場合と比較して、資格を得るためのハードルが上がってしまうのが注意点です。

資格取得の試験では、出題内容に物理や化学の知識が必要となります。高校で「文系」を選択していた場合、新たに物理や化学を習得しなくてはいけません。

建物の安全性を確保するためには強度計算が必要であり、構造力学のような物理知識も不可欠です。建築素材をよく知るためには、化学の知識も必要となります。

建築士資格取得のために、予備校に通うことも一つの方法です。

高卒と大卒/専門学校卒の違い

高卒で土木・建築科卒の場合は3年以上の実務経験を積むこと、普通科卒の場合は7年以上の実務経験を積むことで「二級建築士」「木造建築士」の受験資格が得られます。

では、四年制大学の土木学科もしくは建築学科卒の場合はどうなるでしょうか。

四大の土木学科の場合は、卒業後1年以上の実務経験を積むこと、建築学科の場合は卒業時点で二級建築士の受験資格を得られます。一級建築士の受験資格については、そこから更に2年以上の実務経験を積むことで受験が可能です。

高卒と大卒/専門学校卒の場合で「二級建築士」になるまでの道のりと、「一級建築士」になるまでの道のりはどのようになるのか。一度整理してみましょう。

二級建築士になるまでの道のり

高卒の場合

土木科・建築科卒の場合:3年以上の実務経験で二級建築士の受験資格取得

普通科卒の場合:7年以上の実務経験で二級建築士の受験資格取得

大卒/専門学校卒の場合

土木科卒の場合:1年以上の実務経験で二級建築士の受験資格取得

建築学科卒の場合:二級建築士の受験資格取得

一級建築士になるまでの道のり

高卒の場合

上記を満たした後、一級建築士の受験資格取得

上記を満たした後、 一級建築士の受験資格取得

大卒/専門学校卒の場合

上記を満たした後、一級建築士の受験資格取得

上記を満たした後、一級建築士の受験資格取得

一級建築士の受験資格取得まで、普通科の高校卒業の場合は実務経験が11年必要ですが、大学/専門学校の建築学科卒の場合2年の実務経験で受験資格を得られます。

その為、eラーニングにてWeb上でできる通信制大学か専門学校に通うことで大卒/専門学校卒の資格を取得し、実務期間を短縮することも一つの方法です。学費を負担しなければならないという点で経済的に苦しい部分はありますが、建築士試験の勉強と卒業資格の取得を同時に進められ、実務経験期間を大幅に短縮できる通信制大学へ通うことは大きなメリットと言えます。

まとめ

本記事では、高卒から建築士になる方法について紹介してきました。

高校普通科卒の場合、一級建築士の受験資格を取得するまでに11年の実務経験が必要であり、時間はかかりますが、建築士になることは可能です。

しかし、建築士試験を受験して合格するには、物理、化学の知識も必要となります。建築士の勉強ができる上に、卒業資格も取得できる通信制大学/専門学校へ通うことも一つの方法となるでしょう。実務経験の期間短縮だけでなく、専門的に建築を勉強できる為、大きなメリットが得られます。是非、参考にしてみてください。

なりたい自分への第一歩!
おすすめの建築専門学校4選

当サイトがおすすめする建築専門学校を4校ご紹介します。4校の選定基準は、①スタディサプリに掲載されている、②建築学を学べる、③日本で唯一のカリキュラムを持つ、の3点。
選定日は2024年6月14日になります。

フェリカ家づくり専門学校
自分たちで設計する
自分たちで建てる!
本物の家を創りながら学べる
専門学校
フェリカ家づくり専門学校公式サイトキャプチャ
引用元:フェリカ家づくり専門学校(家創り実践科)
https://felica.ac.jp/20240909/index.html

建築関係の仕事に就きたい!と考えた時、まず頭によぎったのは【自分で家を創る】という妄想ではないでしょうか!?

勉強し就職してから夢を叶えるのではなく、学校に通っている時点で実際に家を創れる専門学校があることを知ってましたか?
誰よりも一歩先に家創りの経験を得ることの歓びと楽しみを受けてみませんか。

専門学校 東京テクニカルカレッジ
現場監督になりたい!
4年で身につく責任者の実践力
東京テクニカルカレッジ公式キャプチャ
引用元:東京テクニカルカレッジ公式HP
(https://tec.ttc.ac.jp/)

日本で唯一の建築監督科がある東京テクニカルカレッジ。建築士としての視野を広げるヨーロッパ研修があり、現代建築や伝統的なデザインに触れることができます。

在学中から豊富な資格の受験が可能なのみ魅力の一つ。1・2級施工管理技士補や一・二級建築士など、少しでも就職で有利になるためのカリキュラムを組まれています。

東北電子専門学校
クリーンエネルギーの
スペシャリストへ!
太陽光発電システムの認証研修機関
東北電子専門学校公式キャプチャ
引用元:東北電子専門学校
https://jc-21.ac.jp/

教育機関として日本で唯一の太陽光発電システムの「認証研修機関」である東北電子専門学校。東京都で太陽光パネルの設置が義務化されるなど、クリーンエネルギーは建築分野でも無視できないモノになっています。

建築工事の必須資格でもある2級建築施工管理技士補資格を在学中に受験できるなど、時代に合った現場のリアルを学べます。

岐阜県立森林文化アカデミー
木造建築の第一人者へ!
森林・林業分野も学ぶ専門学校
岐阜県立森林文化アカデミー
引用元:岐阜県立森林文化アカデミー
https://www.forest.ac.jp/

日本で唯一の木造に特化した建築学科がある岐阜県立森林文化アカデミー。設計も施工も自分で行う「自力建設プロジェクト」が最大の魅力です。

地元の職人さんにサポートをしてもらいながら、自分で設計した木造建築物を、自分で学校の敷地内に建てることで、即戦力としての力を養います。