建築学科の入試に数学がない専門学校は狙い目
このページでは、専門学校建築学科の入試・推薦に関する情報をまとめています。「建築について専門的に学びたいけれど、数学に自信がない」という人は必見です。実際の出願資格例や学費支援制度も紹介しているので、ぜひご参考ください。
建築専門学校の入試について
専門学校の建築学科入試試験は、大学の建築学科と違って数学をはじめとする学科試験がないケースがほとんどです。
専門学校建築学科の入試の内容は、調査書の提出、面接、小論文のみ。まれに数学を含む適性試験を設けている専門学校もありますが、数I程度の内容となっています。
出願資格さえ満たしていれば入試を受けられるので、大学の建築学科よりも入学しやすいでしょう。勉強に自信がない、テストを避けたいという人にとって専門学校は狙い目なのです。
推薦入学について
専門学校建築学科の推薦入学の選考条件は、専門学校によってさまざまです。専門学校の推薦入学資格(条件)としてよくある例を3パターン紹介します。
専門学校A |
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専門学校B |
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専門学校C |
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大学建築学科の推薦入学では、入学試験科目の履修が必須、評定平均4以上など、専門学校よりも少し厳しい推薦条件の学校がほとんど。専門学校なら、大学の推薦資格に満たない成績でも推薦資格なら満たせるかもしれません。これまで「やる気はあるけれど成績が…」と推薦を諦めていた人は、専門学校の推薦入学枠を狙ってみてはいかがでしょうか?
上手に利用したい専門学校の学費支援制度
専門学校の建築学科の中には、学費支援制度を設けているところもあります。専門学校の支援制度としてよくある例を3パターン紹介します。
専門学校A | 入学金全額免除 【対象】AO入試者 |
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専門学校B | 入学金一部免除 【対象】大学・短大・専門学校(専門課程)卒業者、または在籍者 |
専門学校C | 学費免除(授業料一部、入学金半額、検定料全額) 【対象】指定校推薦入学者 |
支援制度を利用すれば、専門学校でネックとなる学費の高さが解決するので利用しない手はありません。大体の専門学校は、推薦枠で入学した生徒を学費支援の対象者としているようです。
建築学科のある専門学校入学の魅力
専門学校建築学科ならではの魅力を3つにまとめたので、おさらいしていきましょう。
- 大学の建築学科よりも入試や推薦のハードルが低い
- 学費支援制度が比較的受けやすい
- 苦手な科目の受験勉強時間を建築の勉強時間に当てられる
専門学校の建築学科は、テストがない分勉強が苦手でも受けやすいのはもちろん、「建築技術だけを追求して学びたい」と考えている人にとっても魅力的です。ただし、入試や推薦のハードルが低い分、倍率は高くなりやすい傾向にあります。専門学校への入学を視野に入れている人は、各学校の入試・推薦情報を早めにチェックしておきましょう。