目指せ建築業界!建築専門学校のことなら【建学LINK】
全国から建築科がある
専門学校を探す
【PR】学んだからには実践したい!建築専門学生が建てる家
目次

建築士の管理と監理の違いを解説

工事の「管理」と「監理」は似たような言葉ですが、役割や担当している業務が異なります。どのような違いがあるのか、また2つの業務が分かれている理由をご紹介します。

工事管理と工事監理の違い

「管理」とは工事を管理することで、工事現場をまとめるために「工程管理」「品質管理」「安全管理」「予算管理」などを行う人のことです。

「監理」は建築士の責任で、工期と設計図書を照らし合わせて、設計図面の通りに実施されているかを確認することを指します。

工事管理は施工する側から管理している人、そして工事監理は設計した側から行うものです。違った角度からチェックされることから、相互確認が行われます。

工事管理が行う業務

工事管理者は工事現場の責任者として働きます。仕事内容は全体の工程管理や安全管理、材料費などの原価管理などです。工事現場を監督して、動かす責任者としての業務を行います。

施行会社の社員が工事管理者の場合は現場に常駐しますが、他の協力会社に委託しているなら巡回という形式が一般的です。現場の大きさによって、常駐か巡回か変わってきます。工事現場をまとめるのが工事管理の業務です。

工事監理が行う業務

施工主の目線で品質や資金、工程面での確認をします。品質面では設計図書通りに施工されているかを確認し、手抜き工事の有無もチェックしなければなりません。予算に収まるよう、チェックするのも大切な業務です。請負契約で約束されている金額から増加する場合には、施工主の承諾を取るようにします。

入居日や開店時期が決まっているなら、工期を遅らせることはできません。施工業者に任せたままにして、工期が伸びないように確認するのも大切です。工事を行う人の側ではなく、施工主の立場から監理するのが仕事です。

工事管理と工事監理を分ける理由

「工事管理」と「工事監理」の双方を別々の会社に分けるべきと言える理由があります。

工事を行うときには、建設会社が設計から工事までを引き受けます。一貫して工事を請けるので、コストもかかりにくいのですが、監理者がいないというリスクを負うこともあるのです。

工事監理者を下請けや社員に行わせていると、雇い主に不利になる指摘を行う可能性があり、結果として実質的に監理者がいない状態になります。本来ならチェックをして、施工主に報告すべきこともうやむやになってしまうのがデメリットです。

そこで、工事監理は施工側ではなく設計の側からチェックしておくことが大切となります。別の会社に依頼するとコストはかかりますが、瑕疵が後で発見されると費用や手間が発生するのでチェックは必須と言えるでしょう。建築の段階で問題がないか、信頼できる業者に工事監理を任せます。

なりたい自分への第一歩!
おすすめの建築専門学校4選

当サイトがおすすめする建築専門学校を4校ご紹介します。4校の選定基準は、①スタディサプリに掲載されている、②建築学を学べる、③日本で唯一のカリキュラムを持つ、の3点。
選定日は2024年6月14日になります。

フェリカ家づくり専門学校
自分たちで設計する
自分たちで建てる!
本物の家を創りながら学べる
専門学校
フェリカ家づくり専門学校公式サイトキャプチャ
引用元:フェリカ家づくり専門学校(家創り実践科)
https://felica.ac.jp/felicalp/index.html

建築関係の仕事に就きたい!と考えた時、まず頭によぎったのは【自分で家を創る】という妄想ではないでしょうか!?

勉強し就職してから夢を叶えるのではなく、学校に通っている時点で実際に家を創れる専門学校があることを知ってましたか?
誰よりも一歩先に家創りの経験を得ることの歓びと楽しみを受けてみませんか。

専門学校 東京テクニカルカレッジ
現場監督になりたい!
4年で身につく責任者の実践力
東京テクニカルカレッジ公式キャプチャ
引用元:東京テクニカルカレッジ公式HP
(https://tec.ttc.ac.jp/)

日本で唯一の建築監督科がある東京テクニカルカレッジ。建築士としての視野を広げるヨーロッパ研修があり、現代建築や伝統的なデザインに触れることができます。

在学中から豊富な資格の受験が可能なのみ魅力の一つ。1・2級施工管理技士補や一・二級建築士など、少しでも就職で有利になるためのカリキュラムを組まれています。

東北電子専門学校
クリーンエネルギーの
スペシャリストへ!
太陽光発電システムの認証研修機関
東北電子専門学校公式キャプチャ
引用元:東北電子専門学校
https://jc-21.ac.jp/

教育機関として日本で唯一の太陽光発電システムの「認証研修機関」である東北電子専門学校。東京都で太陽光パネルの設置が義務化されるなど、クリーンエネルギーは建築分野でも無視できないモノになっています。

建築工事の必須資格でもある2級建築施工管理技士補資格を在学中に受験できるなど、時代に合った現場のリアルを学べます。

岐阜県立森林文化アカデミー
木造建築の第一人者へ!
森林・林業分野も学ぶ専門学校
岐阜県立森林文化アカデミー
引用元:岐阜県立森林文化アカデミー
https://www.forest.ac.jp/

日本で唯一の木造に特化した建築学科がある岐阜県立森林文化アカデミー。設計も施工も自分で行う「自力建設プロジェクト」が最大の魅力です。

地元の職人さんにサポートをしてもらいながら、自分で設計した木造建築物を、自分で学校の敷地内に建てることで、即戦力としての力を養います。