建築専門学校で目指したい資格取得ガイド【保存版】
ここでは建築専門学校へ行くことで目指せる資格について説明しています。その資格はどういう資格で、取得するためにはどうしたらよいか、また実際の仕事の内容などについて解説。建築系の資格と、インテリア系の資格の大きく2つにわけて紹介しています。
建築専門学校で資格取得を目指したい!
建築系資格取得一覧
二級建築士
建造物の設計や工事監理には、建築士の資格が欠かせません。基本的に建築士の資格を取得するには学歴要件(指定された科目を修めて学校を卒業する)・実務要件(実務経験期間)をクリアしている必要があります。
国家資格の中でも「難易度が高い」と言われている二級建築士の仕事内容や、二級建築士になるための方法について調査しました。建築業界で活躍することを目指している人は要チェックです。
二級建築士になるには一級建築士
2年以上の実務経験が必要であり、建築系の資格の中でも最難関レベルです。建築士の頂点とも言える一級建築士の資格取得は、簡単な道のりではありません。二級建築士と違って建物の設計や工事監理に制限がないため、大掛かりな仕事が舞い込んでくることも。
しかし、その分やりがいがあり給料面での待遇も良く、一級建築士は憧れの職業の1つです。二級建築士の資格を持っていなくても一級建築士の受験は可能。では、一級建築士についてなるにはどういった条件があるのか説明します。
一級建築士になるには宅地建物取引士
受験資格を必要としない資格のため人気を博している国家資格の1つが宅地建物取引士です。性別や年齢に関係なく受験ができるのが魅力。しかし、その試験内容は一筋縄ではいきません。活躍できる宅建士になるための方法を紹介します。
宅地建物取引士になるには建築CAD、CADオペレーターとは
CADオペレーターとは、パソコンで設計・製図をするソフトウェア、CADソフトを用いて図面を作成する人のことです。最近では、建築関係をはじめ、機械から家電製品、洋服のデザインなど様々な分野でCADオペレーターが求められています。知名度の高い民間資格(建築CAD検定試験やCAD利用技術者)を取得することで、実践的な技術を持っていると認められ、就職等が有利になります。
建築専門学校で学べるCADオペレーターの仕事と資格について詳しく見る建築施工管理技士とは
施工管理は、土木・建設・建築・電気工事などの現場で、職人や職工の作業工程の進捗を管理し、安全かつ規則が守られているのかをチェックすることです。建築専門学校でこの資格取得を目指す方も多いようです。団塊世代の社員が退職を迎えれば、施工管理職の人手不足が深刻になるのは必須。特に若手技術者が不足気味だと予測できます。ここでは、建築施工管理技士の業務内容や資格概要について説明しています。
建築施工管理技士についての仕事や資格について詳しく見る
商業施設士とは
商業施設士は、商業施設の運営管理システムや店舗の構成・デザインなどの計画・監理を行なう街づくりの専門家です。現代社会では個々のライフスタイルの変化・個性化や、高齢化によるバリアフリー化など、幅広い層の方々が利用しやすい商業施設が求められています。そのため、施設の改良・改善を請け負う商業施設士の需要が高まっていると推測できます。ここでは、商業施設士の業務内容や資格概要について説明しています。
商業施設士についての仕事や資格について詳しく見るコンクリート技師とは
ひとことでコンクリートといっても美しい見た目の外観をつくるものだったり、強度に特性があったり、音を抑えるものや緑化をすすめる環境づくりに役立つコンクリートなど様々な種類があります。そのコンクリートの製造や建築物の施工、検査・管理などの業務に携わるのがコンクリート技士です。コンクリートの用途は多様化しており、設計士や製図家、デザイナーと連携して仕事をすすめることも多いようです。そのため、コンクリート技師はコンクリート専門のプロフェッショナルとして様々な業界から注目されています。ここでは、コンクリート技師の業務内容や資格概要、様々なコンクリートの種類について説明しています。
建築専門学校でも学べるコンクリート技師の資格やその仕事について詳しく見る
造園施工管理技士とは
こちらでは、造園施工管理技士の仕事内容や、造園施工管理技士になるために必要な資格について解説しています。また、造園施工管理技士として仕事をするにあたり必要なセンス、最近の庭園作りのトレンドなどについてもご紹介しています。造園施工管理技士は屋上の緑化や公園造りなど、環境問題にも密接に関わり、幅広い場面で活躍しているやりがいのある仕事であり、またこれから都会に美しい緑を造り上げるためになくてはならない職業です。そんな造園施工管理技士に興味のある方が求める情報を網羅していますので、ぜひご参考ください。
造園施工管理技士(造園技能士)についての仕事や資格について詳しく見る
エクステリアデザイナーとは
こちらでは、エクステリアデザイナーの仕事内容や、エクステリアデザイナーになるための方法、また職業としての需要などについてご紹介しています。エクステリアデザイナーの主な仕事内容は、塀や門など建物の外観をデザインすること。商業施設や一般住宅など、建築は新築もリフォームも含めて全国で常に相当数の工事が行われています。住宅にこだわるユーザーも増えており、エクステリアデザイナーの需要は今後も衰えることがないと推測できます。エクステリアデザイナーの仕事に興味のある方は、ぜひこちらの情報を参考にしてください。
エクステリアデザイナーについての仕事や資格について詳しく見る
測量士とは
こちらでは、「測量士」や「ドローン測量士」の仕事について詳しく解説しています。それぞれの具体的な仕事内容や、測量士になるために必要な資格、収入ややりがいなど、幅広い情報を網羅しているほか、それぞれの仕事におけるメリットやデメリットも掲載していますので、これから測量士を目指す人に必要な情報がきっと見つかります。手に職としても知られる測量士の仕事について、ぜひここで触れてみてください。
測量士についての仕事や資格について詳しく見る構造設計一級建築士とは
構造設計一級建築士とは、2005年に発生した「耐震偽装問題」をきっかけとして、建築物の安全性や信頼性を担保できるよう2008年に新設された資格です。
構造設計一級建築士になるには、一級建築士として5年以上の構造計算業務経験を有し、さらに専門講習を修了が求められるため、資格取得は決して容易でありません。しかし、大規模工事の構造計算では、構造設計一級建築士の存在が欠かせないぶん、活躍の場が広がる資格です。
構造設計一級建築士になるには設備設計一級建築士
「設備設計一級建築士」は、建築設備の設計に特化した資格として、2006年に新設されました。3階建て以上、床面積5,000㎡を超える建築物の設備設計を行うには、この設備設計一級建築士の資格を有していることが求められています。
公共事業をはじめとする大規模な建設工事に携わる企業では、設備設計一級建築士が欠かせない存在となっています。一級建築士の資格を取得した後に、さらなるキャリアアップを図る際にも人気の資格と言えるでしょう。
設備設計一級建築士になるにはコンクリート技士
建物の建設に欠かせないコンクリートの専門家である「コンクリート技士」は、コンクリートづくりの指導をはじめ、品質や状態の検査、デザイナーとの連携など、多様な分野で活躍するプロフェッショナルです。
「日本コンクリート工学会」が主催する「コンクリート技士試験」に合格することで資格を取得できます。コンクリートに求められる役割は、近年さらに多様になっているため、関連する資格を学びながらスキルアップしていくこともできます。
コンクリート技士になるには建築専門学校で資格取得を目指したい!
インテリア系資格取得一覧
インテリアコーディネーター
パソコンを使用した製図の建築CADやインテリア設計、デザイン制作など幅広い知識が必要になるインテリアコーディネーター。空間を彩る役目を持つ華やかな職業ですが、資格取得までにどのようなプロセスが必要になるのでしょうか。建築物だけでなく、内装や空間まで学んでいきたい人はぜひ参考にしてください。
インテリアコーディネーターになるには福祉住環境コーディネーター
福祉や介護、建築、行政などの知識が必要とされるのが福祉住環境コーディネーターです。試験は1~3級まであり、取得した級によって業務の幅が広がります。複数の職種の要素が必要になる特殊な資格は、取得後にはどのように活かせるのでしょうか。福祉住環境コーディネーターになるために必要なことをまとめています。
福祉住環境コーディネーターになるには建築積算士
建築積算士は工費や数量の算定を行う資格です。建築業界でのキャリアアップ、スキルアップには欠かせない資格なので、ここでは「建築積算士ってそもそもどんな業務をするのか?」といった基本的なことから、建築積算士になるための資格試験の概要、合格率、将来性も含めてご紹介いたします。建築積算士を検討していらっしゃる方はぜひ参考にしてください。
建築積算士になるには建築設備士
建築設備士は建築物内の設備を取り仕切るための重要なポジション。アドバイザーとしての立場になりますが、建築士へのアドバイスはすべて重要書類に記載されるほど、その役目は大きいのです。建築設備士としての資格を得るには、実務経験を積んだ上で、年に1度の試験に合格する必要があります。しっかり勉強し、常日頃の経験を積んでいきましょう。
建築設備士になるには管工事施工管理技士
管工事施工管理技士は、建築物のガス管や水道管といった、様々な管工事を管理するスペシャリストです。建設業の現場に常駐することが義務付けられているなど、非常に必要性が高いだけでなく、国家資格による許可制の仕事でもあります。
就職する場合、試験に合格して資格を取得しなければなりません。建築現場でプロフェッショナルとして働ける管工事施工管理技士の業務内容や将来性、必要な資格試験の概要をご紹介します。
管工事施工管理技士になるにはキッチンスペシャリスト
キッチンスペシャリストはキッチン周りの多様なメーカーの設備商品に加え、材質、安全面、施工などを考慮した上で、生活者のニーズにマッチした提案をする専門家です。
幅広い知識が必要で専門性が高く、また生活者のニーズも多いため、将来性がある資格です。資格取得のためには試験を受け、学科と実技の両方に合格する必要があります。また、資格維持のために5年ごとに更新が必要です。ここでは、キッチンスペシャリストの業務内容、資格概要について説明しています。
キッチンスペシャリストになるにはインテリアプランナー
インテリアプランナーは、建物の空間デザインや設計、工事品質のチェックなどに関わる仕事を行います。高いデザインセンスや専門知識を身につけていることはもちろん、しっかりとコミュニケーションを行い、クライアントを満足させる提案能力があることも求められます。
理想とするインテリア空間を実現するには、確かな施工業者を選定したり、工事をマネジメントすることまで必要です。信頼されるインテリアプランナーともなれば、大きなやりがいに恵まれるでしょう。
インテリアプランナーになるには建築士だと一部試験で免除が受けられる資格
建築士になると、一部の資格で免除が受けられます。筆記試験を免除したり、実務試験を免除できる資格もあるので、建築士の資格は取っておいて損はないでしょう。
土地家屋調査士や外壁診断士など、住宅に関する資格で免除が受けられるので、できることの幅を増やしたいという場合に役立つかもしれません。他にも弁理士や職業訓練指導員など、一部試験で免除が受けられる資格についても紹介します。
建築士だと一部試験で免除が受けられる資格とは