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福祉住環境コーディネーターになるには?

資格取得や仕事の内容、福祉住環境コーディネーターになるにはどうすればいいのかを調査しました。福祉住環境コーディネーターを目指している人は参考にしてください。

福祉住環境コーディネーターの資格試験概要

福祉住環境コーディネーターになるには、東京商工会議所が行なう民間の試験に合格しなければいけません。試験は1級~3級まであり、受験する級によって出題範囲や難易度が変わってきます。以下は近年の合格者数と合格率です。

3級

年度 合格者数 合格率
2013年(1回目) 4,702人 63.1%
2013年(2回目) 4,023人 56.2%
2014年(1回目) 4,975人 74.3%
2014年(2回目) 4,314人 64.4%
2015年(1回目) 3,971人 62.9%
2015年(2回目) 4,171人 64.0%

2級

年度 合格者数 合格率
2013年(1回目) 10,823人 75.8%
2013年(2回目) 10,449人 72.0%
2014年(1回目) 4,890人 37.9%
2014年(2回目) 6,522人 42.3%
2015年(1回目) 10,072人 70.8%
2015年(2回目) 5,345人 39.6%

1級

年度 合格者数 合格率
2013年 48人 7.6%
2014年 37人 6.1%
2015年 41人 6.6%

1級試験のみ年に1度の実施です。

3級、2級の合格率は60~70%台が多いですが、1級になると一気に下がります。合格率だけをみると3級、2級はそれほど難易度が高い試験ではないようです。

福祉住環境コーディネーターの受験資格

福祉系の資格としては珍しく、福祉住環境コーディネーターには受験資格を必要としません。そのため、学生や主婦などの層の受験者も多くいるようです。ただし1級のみ、2級合格者だけが受験可能なので気を付けてください。

福祉住環境コーディネーターになるとどうなる?

建築、福祉、介護、行政などそれぞれの要素を必要とする福祉住環境コーディネーターの資格ですが、この資格を取得するだけで就職に有利になるわけではありません。

例えば、現在建築業に従事している人が「バリアフリー化の提案をできるようにする」手段の1つとして、資格を取得する方が多いようです。

福祉住環境コーディネーターの仕事内容

普段気にすることのない段差などでも、高齢者や障がい者にとっては障害となることもあります。福祉住環境コーディネーターは、介護や介助を必要とする人の住環境をより良くするために提案する仕事です。

同資格の2級を取得すると「住宅改修費支給の申請に係る理由書」の作成ができるようになるため、3級を受けずに2級を受験する人も多くいます。

福祉住環境コーディネーターの活躍の場

建築関係、福祉関係、介護や医療関係など、様々な場面で活躍できる福祉住環境コーディネーター。資格を取得することで工務店や建築会社、リフォーム会社、在宅介護支援センター、老人ホームなどの改修だけでなく、介護の商品企画や開発に携わることもあるようです。

建築専門学校では在学中に福祉住環境コーディネーターの資格を取得可能なので、これから就職に向けた資格取得を目指している人はおすすめの建築専門学校をチェックしてみてください。

福祉住環境コーディネーターの資格取得のための勉強方法

独学で福祉住環境コーディネーターの資格取得を目指す場合、公式テキストや問題集を活用しながら専門知識を習得すると同時に、出題傾向を理解して試験に備えることが重要です。

テキストを使った学習のポイント

福祉住環境コーディネーターの資格取得に向けた勉強では、東京商工会議所が出版する公式テキストや、民間団体が発行しているテキストなどが役立ちます。

公式テキストを使用するメリットとしては、資格取得に必要とされる知識や問題がカバーされていることです。実際の試験問題が公式テキストの内容にもとづいて出題されている点もポイントです。

建築や福祉業界の専門書としては、さまざまなテキストや教材が存在していますが、すべての内容を網羅しようとすると勉強範囲が非常に大きくなり、合格の道が遠のきます。

そのため、最初から福祉住環境コーディネーターの資格取得に特化したテキストを使用することは、効率的な勉強をするうえで最重要といえるでしょう。

また、公式テキストの内容で分からない部分について、民間のテキストを使って解説を確認する合わせ技も有効です。

公式テキスト追補資料にも注意

公式テキストの他に「公式テキスト追補資料」も出題範囲とされるため、あわせて活用するようにしましょう。

過去問を使って試験の準備をする

試験で出題される内容はある程度の傾向があり、過去問を使うことで問題傾向を把握できます。また、実際に過去問を使うことで、試験の際にどのような時間配分で進めれば良いのか、体に覚えさせることも大切です。

出題傾向や実際に出題された問題を把握したうえで、自分にとってどのようなアプローチが合格の最短距離になるのか、事前に考えましょう。

法改正による出題内容の変更も注意する

介護保険に関する法改正など、法律や制度の変更に従って問題の内容や解答も変わります。そのため、テキストや資料は常に最新版を使用することが重要です。

法改正によって数字の改定があった場合、その数字を知らなければ正答できないので、使用するテキストの発行年や情報の鮮度については普段から意識するようにしてください。

1級試験ではマークシートと記述の前後半制

1級試験では前半のマークシート試験(2時間)と後半の記述試験(2時間)に分かれており、記述試験では最新の法令制度をベースとした実務能力の高さを判断します。

福祉住環境コーディネーター2級の出題傾向

福祉住環境コーディネーター2級の試験では、それぞれの範囲や分野に関して一定の出題傾向があるとされています。

社会状況と福祉住環境コーディネーターの存在意義

福祉住環境コーディネーター2級では、一般的に介護保険制度や、高齢者・障害者のための住宅政策やライフスタイルなどに関する内容が出題される傾向にあります。

障害への理解と自立支援の在り方

国際生活機能分類(ICF)と国際障害分類(ICIDH)の違いや、障害者の特性や高齢者(認知症)の状態などについて、理解する必要があります。

また、在宅介護の自立支援の在り方として、介護者の立場や状況を考慮することも大切です。

疾患別・障害別の特性と福祉住環境整備

認知症や脳血管障害、肢体不自由など、さまざまな症状や障害について正しく理解したうえで、最適な住環境の整備を把握することが求められます。

相談援助と福祉住環境整備の実務

福祉住環境整備について必要とされる専門用語や、業務内容について理解し、それぞれの役割を正確に理解します。

福祉住環境整備の基本技術や実践に伴う知識

福祉住環境整備に関する建築知識の理解が求められる分野です。用語だけでなく、面積や勾配に関連する数値についても覚える必要があります。バリアフリー化で必要とされる建築ポイントについても把握しておきましょう。

在宅での福祉用具の活用

自宅で使用する福祉用具は、症状や状態にあわせて使うため、それぞれの役割を理解することは基本中の基本です。また、福祉用具によって介護保険の貸与と購入の対象が異なることも確認します。

福祉住環境コーディネーターが向いている人

少子高齢社会が加速する日本では要介護者も増えていくと予想されます。そのため、キャリアアップを考えて資格取得を目指したい人におすすめです。

すでに建築分野や介護分野の知識を習得している人、他者とのコミュニケーションが好きな人、身近に要介護者などがいる人も学びやすいでしょう。

また、自分の努力で誰かの暮らしを快適にしたいと考えるなど、社会貢献の意識が高い人にも適している資格といえます。

福祉住環境コーディネーターとして求められるスキル

ヒアリング/コミュニケーション力

福祉住環境コーディネーターはクライアントの要望を聞きながら、建築士や設計担当者などと住環境を考えます。そのため、クライアントがどのような点について不便や不安を感じているか確認するための「ヒアリング/コミュニケーション能力」が必要です。

提案書の作成力

クライアントの要望を聞いた後は、提案書をまとめなければなりません。単にクライアントの要望をまとめるだけでなく、具体的な改善点や注意点などを含めた解決策として、リフォームの具体案を作成することが重要です。

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